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パネリング施工ガイド
右記のような環境では、室内の湿度が著しく上昇し、パネリングの膨張による不具合が起こる可能性が高くなります。
施工の際には十分な対策を行ってください。状況に不安が残る場合は無垢パネリングの使用を再検討ください。
下地に使用する間柱・胴縁・野縁・捨て貼り合板などはすべて乾燥材を使用ください。
下地の間隔は455㎜以内にしてください。(右図参照)
また、縦貼り・横貼りによって下地の設け方(縦胴縁・横胴縁)が変わりますので、ご注意ください。
1.木下地の場合(胴縁・野縁などの上に直接施工する場合)
2.ボード(石こうボード・合板)納めの場合
無垢・挽板複合パネリングは湿度により伸縮します。
現場の湿度に馴染ませるために、箱から開梱してパネリングを出来るだけ広げ、1週間養生後に施工を行うのが理想的です。
しかし、現場の条件(場所・工期など)によっては不可能な場合も多く、養生せずに貼り込み、不具合を起こすケースもあります。
最低2.3日前には現場への納材を完了させ、どんなに遅くても前日に箱から開梱しその場の湿度に馴染ませてください。
無垢材は色調や木目が均一ではないので、仮並べを行って下さい。
無塗装品やオイル仕上げの製品は、手袋を着けるなど、直接製品の化粧面に素手が当たらないようにして下さい。
手アカなどがつく恐れがあります。
無垢材は色調や木目が均一ではないので、仮並べを行ってください。
他の部分と際立って調和しないピースを目立たない場所へ貼るなどの配慮は、仕上がりのイメージを向上させ、同時に端材の有効活用にもつながります。
所々に大きな隙間が出来る原因となります。もしサネに付着した場合は必ずきれいに拭き取ってから貼ってください。
無垢・挽板複合パネリングは樹種、仕上げにかかわらず、
シミ・跡形・羽毛立ちにもなりますし、膨張の可能性もありますので、絶対にお止めください。
乾いた雑巾で軽く拭く程度にしてください。
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