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パネリング施工ガイド
沼地や田んぼに囲まれた場所などの湿度の高い土壌地域
海岸、河川沿岸部埋め立てを行った土地や地下水(湧き水)の豊富な場所 床下の換気口の小さい現場や床下と地面が30センチ以下に接近した現場。
右記のような環境では、床下の湿度が著しく上昇し、フローリングの膨張による不具合が起こる可能性が高くなります。施工の際には、充分な対策を行って下さい。
状況に不安が残る場合には無垢フローリングの使用を再検討下さい。
※建築基準法施工令
外壁の床下部分には、壁の長さ5m以下ごとに、面積 300 ㎠以上の換気孔を設ける。
下地に使用する大引き、根太、捨て貼り合板などは全て乾燥材を使用してください。
大引き 90 ㎜角以上、根太 45 ㎜角以上のものを使用し、根太ピッチは 300 ㎜程度にしてください。(下図参照)
状況に不安が残る場合には無垢フローリングの使用を再検討下さい。
厚さ 12 ㎜以上の耐水合板の捨て貼りが必要です。
湿気の多い場所では根太と合板の間に防水シートを敷き込めば効果的です(上図参照)
二重床に施工される場合は、パーティクルボードに直交するように耐水合板を貼って下さい。
無垢フローリングは、湿度により伸縮します。
現場の湿度に馴染ませるために箱から開梱してフローリングをできるだけ広げ、一週間養生後に施工を行うのが理想的です。
しかし、現場の条件(場所、工期など)によっては不可能な場合も多く、養生せずに床貼りし不具合を起こすケースもあります。
無垢材は色調や木目が均一ではないので、仮並べを行って下さい。
他の部分と際立って調和しないピースを目立たない場所へ貼るなどの配慮は仕上がりのイメージを向上させ、同時に端材の有効活用にもつながります。
乱尺のフローリングは長さの長いもの、短いもののジョイントが集中しないよう注意して下さい。
ところどころに大きな隙間ができます。
※もしサネに付着した場合は、必ずきれいにふき取ってから貼ってください。
養生シートを取り除き、チリ・ホコリをきれいに掃除し、基本的には乾いた雑巾にて乾拭きを行ってください。
汚れの取れない場合は、仕上げ面をサンドペーパーで補修研摩することも可能です。そのときは研摩部分に再度オイルを塗っていただく必要があります。 サンドペーパーで磨いた所は色が変わりますので、磨く時は輪郭がぼやけるように磨いてください。
養生シートを取り除き、チリ・ホコリをきれいに掃除し、基本的には乾いた雑巾にて乾拭きを行ってください。
汚れの取れない場合は、固く絞った雑巾で拭き取ってください。
表面を保護する目的でワックスをかけることも可能です。ワックスは市販の無垢床材に対応された物をお使いいただき、ワックスを撒かずに、雑巾等に染み込ませて塗布してください。
隙間にコーティング剤が入り込み固まってしまうと、収縮時に大きな隙間が出来たり、フローリングが割れてしまう原因となります。
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